第6巻(平成17年11月)

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サマリー

原著

症例研究

短報

症例報告

裏表紙:安久津八幡神社三重塔

所在地 山形県東置賜郡高畠町大字安久津

安久津八幡神社は、貞観二年(860)に慈覚大師の発願により阿弥陀堂が建立され、前九年の役の際、源義家が安倍一族を平らげ、鎌倉の鶴岡八幡をこの地に勧請したとされていますが、定かではありません。神社は、置賜地方を支配した長井氏、伊達氏の時代には「東八幡宮」とも呼ばれていました。明治の神仏分離令により、寺院が廃絶し、その後の火災などにより寺院が失われ、三重塔のみが残りましたが、寛政二年(1790)に烈風により倒壊、寛政五年(1793)より再建に着手し、同九年(1797)に完成しました。

※裏表紙の文献は、米沢市や置賜地区の観光案内ホームページより抜粋したものです。